古くから研究されていた感情と反射運動の関係
応用理論(運動生理学):人間の様々な感情の変化は、反射運動により振動としてあらわれる事は、古くから多くの研究者により公表されている。
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- 運動と可能態(潜在力)を現実態(実現)するものである。
- [自然学第三巻 335BC]
- アリストテレス
- 古代ギリシャの哲学者で西洋最大の哲学者の一人。多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。著作も多数あり日本語版だけでも17巻に及ぶ。紀元前384年-紀元前322年
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- 反射運動と脳活動との間には直接の関連がある。
- [脳の反射](Reflexes of the brain 1863)
- イワン・セチェノフ
- ロシアの生理学者、心理学者、医師で、「ロシア生理学の父」と称される。心理活動の条件となる生物学的メカニズムを解明することにより、大脳生理学および実験心理学双方の基礎を形成した。1863年「脳の反射」を発表。1829年-1905年
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- 反射運動は感情に関連付けられている。
- [人及び動物の表情について]
- チャールズ・ダーウィン
- イギリスの自然科学者。生物学者・地質学者でもある。生物の進化の自然環境等に適合する過程を自然選択説によると発表。ダーウィンの進化論。著書としては「種の起源」など多数あり。
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- 反射運動のその振幅と強度は攻撃性を特徴とする。
- [攻撃 悪の自然誌](On aggression 1966)
- コンラート・ローレンツ
- オーストリアの動物行動学者。刷り込みの研究者で、動物の行動を厳密に観察するという近代動物行動学を確立した人物のひとり。1973年にノーベル生理学・医学賞を受賞。